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ヘルペスが原因で不妊になる事も!?

2020年05月31日

ヘルペスウイルスは女性のほうが重症化しやすく、膀胱炎など二次感染も起こりやすいです。性感染症になると子宮が癒着をしたりして不妊傾向になってしまうのですが、ヘルペスウイルスの場合は不妊にはならないとされてきました。しかしラットの実験によってヘルペスウイルスも不妊の原因となることがわかってきました。

ラットを使用した実験ではオスのラットに不妊が多発しているという研究結果が出ました。精巣を調べたところ精子の形成に異常が見られ、しかも生後3か月くらいから精子の異常が始まることも分かったのです。そして徐々に精子が作られていないということも研究結果でわかりました。

人間とラットは違いますがそれでも何かが影響して精巣にヘルペスウイルスが感染した場合、精子の形成に影響が出ることはわかっています。その原因がどういったところにあるのかは解明されていませんが、ヘルペスウイルスが男性の不妊症につながっているということがわかりつつあります。ですので、ヘルペスウイルスに感染しても不妊症にならないというのは誤った考え方なのでは、とされています。

ヘルペスウイルスは女性のほうが症状が重いことが多いですが、それが不妊につながることはありません。ウイルスが何らかの影響を及ぼすとわかっているのは男性の場合であり、もし男性がウイルスに感染している場合は不妊傾向にあるかもしれません。子供が欲しいと思っている場合は特にウイルスに感染していないかどうかをそれぞれ確認しあうと良いでしょう。

なお、妊娠中にヘルペスウイルスに感染しても奇形児が生まれるということはほぼありません。ですが出産をする時に産道にヘルペスのウイルスがいる場合、産道から新生児へと感染してしまうことがあり、感染をしてしまうと重症化するため出産直前に産道にヘルペスウイルスがあると確認された場合は、新生児に感染させないよう帝王切開になることがあります。

このようなことをきちんと理解し、パートナー同士で話し合うことが大切で、誤った情報に流されて関係が築けなくなるようなことは避けなくてはなりません。男性の方も不特定多数の人と性交渉をしたり、感染しているにも関わらず様々な人と関係を持つと、大切な人を傷つけてしまう結果になることもあります。パートナーに症状が出ている場合は、感染リスクを回避するためにも性交渉はしないのが基本です。タオルなどの共有もしないほうが良いので、お互いに情報を共有することが大切になります。