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ヘルペスは放置していても完治するのか

2019年12月04日

ヘルペスは誰でもなる可能性があり、一度は感染しているほどとてもメジャーな感染症でもあります。たとえ発疹や水泡が出来てしまっても約1週間で症状は治まり自然治癒してしまうため、そのままにしてしまうことが多いです。そしてヘルペスの場合一度感染すると再発する可能性が大変高く、しかも初めて感染した時よりも軽く済んでしまうことから放置しやすい状況でもあるのです。

ですが、実際にはヘルペスウイルスは神経に潜んでおり、再発の機会を狙っている状況です。ウイルスは自分で増殖することができませんから、人間の細胞の中でしか生きることはできません。抗体ができても死滅することはなく、静かに息をひそめています。つまり一度でも感染してしまうと完全に体からウイルスを排除することはできず、いつでもきっかけさえあれば再発することができるのです。完治はできなくしかも再発しやすい特徴があるので適切な早期治療をしなくてはなりません。

だいたい1年間で約8割の人が再発をします。再発の場合は1週間で自然治癒するので軽く考えてしまいますが、性器ヘルペスなどは再発を繰り返してしまったり放置をして治療をしなかったりする場合、ただれている皮膚がさらに悪化してしまったり、傷がつきやすい状態になってしまったりします。そうすると皮膚の状況が悪化しているため、クラミジアや梅毒といったほかの感染症にもかかりやすくなり、症状が重くなることが多いです。

そして角膜の部分にヘルペスが感染してしまった場合は放置した結果角膜に混濁が生じ、角膜移植をしなくてはならない状況になってしまいます。目の部分であるため失明の危険性も高く、油断ができない感染症でもあります。

ヘルペスの場合放置をしても完治はしません。逆に症状が重くなるだけです。初めて感染した場合も再発の場合も早期治療がとても大切で、抗ウイルス薬を用いて適切に治療を行うことで早く症状を軽くすることができるのです。そしてヘルペスの症状が出るのはウイルスに触れた時ばかりではなく、ストレスや肉体的な疲労、月経前や風邪やインフルエンザに感染したときなど免疫力が低下したときが多いです。免疫力が落ちると途端に発症するので、日ごろから免疫力を高めておくことが大切です。

一回かかると薬を用いても、ウイルスをすべて取り除くことは難しいですし、完治することも難しいです。症状はだんだんと軽くなりますが、これは治ってきたからではありません。放置しても完治はしないということを覚えておくようにします。